二週間ぶりのご無沙汰でした。うわの空です。
さて、今年に入ってのトピックスはまさにコレでしょう!
9日(日)天満天神繁昌亭で行われた『む雀30周年!』。
桂む雀さんは、2005年3月3日、『桂む雀の夕刊探検隊』の
収録中、脳出血で突然倒れました。あれからもう6年なんですね・・・。
あの時のことは今でも忘れられません。
当時、ディレクターをやっていたのが不肖、うわの空でございます。
なので、この日の『む雀30周年!』は私にとっても
感慨深い会でありました。
開場前から会場内は熱気ムンムン。
6年ぶりの復活に沢山の花が贈られました。
舞台裏も噺家仲間でいっぱい!
む雀さんの人柄が分かりますねぇ・・・。
開演前のリハーサルにも力が入ります。
写真は「ハーモニカ」と「長唄」のリハ風景。
夜6時半、定刻に開演!まずは親友 三代澤さんが幕前へ登場。
この会の説明がありまして、この会の企画・演出をした
兄弟子 桂九雀さんの落語。続いて同期の桂米平さんの落語。
そして待ってました! む雀さんの登場!
真剣にハーモニカを吹く む雀さん。
共演者は ハーモニカの世界チャンピオン あらいなおこ さん。
まずは 『君が代』の演奏から、続いて『母さんの歌』・・・。
途中、インタビューコーナーも!
三代澤さんがマイクを向けられ緊張から解放される
む雀さん。 エエ顔ですねぇ・・・。
中入りをはさんで、豊来家 板里(ほうらいや ばんり)さんの
太神楽曲芸、同期の桂三歩さんの落語。そしていよいよ
本邦初公開!桂む雀さんの長唄披露!
脇を固めるのは三味線は今藤佐敏郎師、唄は今藤正之祐師。
演目は『明けの鐘』『越後獅子』でした。
む雀さんの唄声を聞いてビックリ!『うまいやん〜』。
この後、1年先輩の笑福亭竹林さんの落語を挟んで
感動のフィナーレへ。
舞台上に今日の出演者、裏方も登場して む雀さんを囲みました。
最後の演奏は『仰げば尊し』。
そして 最後にむ雀さんからご挨拶
『本日はどうもありがとうございました。
また頑張ります。 ありがとうございました。』
客席から万雷の拍手。 あ〜本当に良かった。本当に良かった・・。
終演後、一人一人のお客様に挨拶をする む雀さん。
む雀さんの6年間は、私たちには想像もつかない苦労が
あったと思います。
これからも 「ドキハキ」では 桂む雀さんを応援して
いきたいと思います。
最後に応援してくれるすべての方に む雀さんから
左手で書いた メッセージです。