
視覚障害者が1人で外出する時に使う
「白杖」には、
前方や周囲に、障害物・段差などの
危険物を察知する役割があります。
この「白杖」が、
自転車に接触して折れたり、
歩行者に踏まれて折れたりすることが
増えているそうです。
また、災害時に持ち出せなかったり
することもあります。
このような「緊急事態」を回避するための、
コンパクトで軽量な風船式の「白杖」が
あるのをご存知でしょうか??
私達も知れりませんでした。
1人のリスナーの方が教えてくれました。
開発者は、千葉県匝瑳市で
「鍼灸院」をされている、
吉田勇さん。
吉田さんは、先天性の「網膜色素変性症」
のため、生まれつき弱視で、
30歳で全盲に。
外出先で杖が折れ、
身動きが取れなくなった
知人の話を聞き、
予備の白杖を作ろうと思い立ちました。
緊急用の風船式「白杖」
ストローで風船のように膨らませると、
最長で140センチ、太さ5センチになる。
重さは30グラム程度。
先端の「保護カバー」に
石突き代わりのキャップがつく。
身長に合わせて長さを調節でき、
使わないときは、
ポケットティッシュほどの
大きさまで折り畳める。
吉田さん
「外出時の“もしもの1本”に
してほしいんです。」
本体など含めた、基本セットで、
1,000円。(送料別途)
音声で説明してくれるCDも
同封してくれます。
詳しくお話が聞きたいかたは、
「0479−67−3433」
までおかけください。
吉田さんお1人で対応されますので、
つながらない場合も、時間をおいて
かけなおしてください。