毎週日曜あさ7時〜放送「堀江政生のザ・シンフォニーホール・アワー」

ザ・シンフォニーホールで行われる公演の聴きどころ、豪華ゲストを招いてのお話をクラシックの名曲とともに、堀江政生アナウンサーの解りやすい解説でご紹介します。クラシック通の方も、クラシックはまったくわからないという方も楽しんでいただける番組です。

堀江ブログ

2016年3月18日ABCフレッシュコンサート

 

今年も2月7日にザ・シンフォニーホールで開催された、
ABCフレッシュ・コンサートを取材し、
出演者にインタヴューをさせてもらいました。

ピアノは三原未紗子さん。バリトンは池内響さん。
ふたりとも興奮冷めやらぬ中、
楽しくインタヴューに応じてくれました。

三原さんはこの演奏会のために新調したロイヤルブルーの艶やかな衣装で、
ラフマニノフのピアノ協奏曲2番を朗々とかつみずみずしく演奏しました。
現在はベルリン芸術大学でフランス人の先生に師事しているとのことで、
レッスンでは英語、フランス語、ドイツ語が飛び交っているそうです。
ラフマニノフの2番は誰にも好かれる名曲ですが、
今後は、ぜひフランスの先生直伝のラヴェルを聴いてみたいと思いながら
インタヴューを終えました。
録音機を止めてからは、三原さんが神奈川県藤沢市出身で、
実は私も高校時代そのあたりで生活していたため、
藤沢地元トークで盛り上がったのでした(笑)

池内さんは、身長180センチの私が少し見上げるほどの長身。
細身ながらバリトンらしい野太い
声をホールいっぱいに響かせてくれました。

姫路出身。関西期待の星です。
披露した歌は3曲。
モーツアルトの歌劇「フィガロの結婚」から『訴訟に勝っただと!』
ドニゼッティの歌劇「ドン・パスクァーレ」から『天使のように美しい娘』
そしておなじみ、
ビゼーの歌劇「カルメン」から『諸君の乾杯を喜んで受けよう』(闘牛士の歌)

イタリア語が多いオペラの中でカルメンはフランス語なので、
大変苦労したとおっしゃっていましたが、
どうしてどうして、堂々たる闘牛士でした。

ハードなオーディションを通過した2人を、これからもよろしくお願い致します。

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