毎週日曜あさ7時〜放送「堀江政生のザ・シンフォニーホール・アワー」

ザ・シンフォニーホールで行われる公演の聴きどころ、豪華ゲストを招いてのお話をクラシックの名曲とともに、堀江政生アナウンサーの解りやすい解説でご紹介します。クラシック通の方も、クラシックはまったくわからないという方も楽しんでいただける番組です。

堀江ブログ

2016年11月10日21世紀の新世界に新登場のマエストロ瀬山智博さん

指揮者の瀬山智博さんは、
ザ・シンフォニーホール・アワーのゲストとして最多登場の3回目になります。

前回出演していただいたあと、実は、ウィーンで瀬山さんとお会いしています。
(こう書くと、なかなかかっこいいですね。
 でも、私は人生初のウィーンでした(笑))

4月のとある土曜日の昼、
私はウィーンのシュターツオーパー(国立歌劇場)に向かい、
長時間並んだものの入ることができなかったという「事件」が起きました。
この話は、番組でもお話させてもらいましたし、
現在配布中のザ・シンフォニーホールの機関誌「シンフォニア」Vol.18
http://www.symphonyhall.jp/sinfonia/ にも
書かせてもらいましたので、読んでいただければ幸いです。
実は、この「事件?」の直前に会っていたのが、瀬山さんだったのです。
今回、スタジオにお越しになったときに、
「あのあと、オペラ観られなかったんですよ・・・」と打ち明けると、
「いや〜、時々あるんですよね・・・。
 私は、ドミンゴのとき朝から並びました。大変でしたよ。
 入るまで12時間。観たオペラは4時間、立ち見。
 疲れ果てたけど、でも感動はひとしおでした」
そんなお話を伺うと益々悔しく思うのですが、
ウィーン暮らしだった瀬山さんも、
この9月からドイツのマグデブルクという町の
カペルマイスター(専属指揮者)に就任され、
新しい生活を始めていらっしゃいます。
小さな町らしいですが、若い人も多く、
オペレッタやミュージカルを積極的に演奏されているそうです。
頼もしいですね。

若い、期待の指揮者の織りなす21世紀の新世界
http://www.symphonyhall.jp/?post_type=schedule&p=6817
楽しみな演奏会です。

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